「癒し」は人生を良くするのか?
そして癒し続けていけば、変わるのか?
世の中が大きく変化していく中で、「癒し」を仕事とする私が自分の中に問いかけたのは、こうした疑問でした。
それは、スピリチュアリティというものに対して、少しの疑問と失望感を感じていたからでした。
2011年3月11日。
東北地方を震源とする大きな地震が起きました。
今まで経験したことが無いようなことが次々と起こる中で、「今まで以上にその人そのものがむき出しになっていくだろう」と感じていました。そして自分自身も足元が揺らぐような気持ちになりながらも、周囲で起きる様々なことを観察し続けました。
そうした中で、ある程度長い期間自分を癒し続けた筈なのに、ここにきて何故また以前と同じような問題を繰り返したり、どうしてこんなことが起きているのだろう?と思うことがありました。
このことが、私に先述の疑問を抱かせたのです。
そして、自分の中に問い続けた結果、私なりに次のような答えを得たのです。
自分を癒し続けること。
そうすることで、絶対的に変わるのが物事を見る視点です。
今まで自分を中心とした視点から、より広範囲の視点で物事を見てみよう、という考えが自分の中に芽生えてくるようになります。
そうすることで人生の中で起きる出来事に対する見方が変わり、そして物事の本質を理解する力が高まっていきます。
その結果として、目の前の出来事に翻弄される生き方ではなく、心安らかに、地に足のついた状態で生きていくことができるようになってきます。
ただ、その為には絶対に必要なことがあります。
それは、物事を真正面から見ようとする「誠実さ」と、痛みを感じながらもそれと向き合ってみようとする「勇気」、そして地道にそれを続けていく「実直さ」です。
ただそれだけのこと。
でもとっても大きなことです。
さて、人が「癒されたい」と思う時。
そこには変えたい現実というものが横たわっています。
そして現実が思うように変化していかない時、人は怒りや絶望、不信、そうしたものを感じて「癒しなんて意味が無い」と思ったりもします。
自分を癒していくことで、結果的に現実が変わることもあります。
けれど、変わらないと感じることもあります。
そして「変わらないじゃないか」と感じている人が、そのことによって更に辛い思いをすることもあります。
そうしたことに対して、私自身の経験から言えることは「それもまたベストな状態なのだ」ということです。
「変わらない」という経験は、「変わらない事がベストだ」と思えるような視点を育てていく為に起こるのだとも言えます。
こうしたことは受け入れることがなかなか難しいこともありますが、それができた時は大きなやすらぎと人生に対する信頼感を手にすることができます。
そして、面白いことに、そう思うことができた途端、物事が動き始めたりするのです。
こうした視点を得ることもまた、「癒し」の大切な側面であるように思います。
心の安らぎを得ることで、人生はとても豊かに、そして美しさをたたえて展開していきます。
それは今までもあなたの人生にあったものですが、心がざわめく中では気付くことができなかったものです。
そして、それを手にする為に必要なことはあなたを変えることではなく、心のやすらぎを得られるような視点を育てていくことです。
だから、あなたはあなたのままでいい。
そして、深く根を張り、伸び伸びと天に向かって茎をのばし、喜びあふれて咲き誇る花のように。
「あなた」という花をそのまんま、咲かせていけるように。
それが私なりに得た、「癒し」に対する答えなのです。
セッションのお申し込み、お問合せはメールフォームにて承っております。
ご予約はご希望する日にちの2日前の18時までにご連絡ください。
セッションが行われる日と、予約状況はこちらからご確認ください。
※現在通院中の方、精神安定剤などお薬を服用中の方は主治医の方とご相談のうえお問合せ下さい。
状況によりましてはお断り申し上げることもございますので、あらかじめご了承下さい。